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2008年6月アーカイブ

保育園と幼稚園

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◆保育園
 保育園は、両親の仕事や病気などの理由で保育に欠ける0歳児から就学前の子供を対象とした厚生労働省所管の児童福祉施設です。ここで働くには保育士の資格が求められます。
保育園は保育士1人につき0歳児クラス3人、1・2歳児クラス6人、3歳児クラス20人、4・5歳児クラス30人を受け持つことになります。

 保育園では保育時間が原則8時間以上と定められていて、その間、昼食が出されたり、お昼寝の時間などがあります。

 保育園では設置目的が「日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」(児童福祉法第39条)と定められており、基本的に生活面を中心とした指導になります。


◆幼稚園
 幼稚園は、満3歳~小学校就学前の子供を対象とした文部科学省の所管の学校です。年齢以外入園時の資格は必要ありませんが、人気の幼稚園では入園試験のあるところもあります。ここで働くには幼稚園教諭の教員免許が必要です。幼稚園は教諭1人につき35人以下の学級を受け持つことになります。

 幼稚園では保育時間が標準4時間以上と決められ、昼食などはなく、午前中で終わります。また、保育日数が39週を下らなければいいと決められているので、夏休みなど長期休暇が設けられています。

 幼稚園では設置目的が「幼児を保育し、適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること」(学校教育法第77条)と定められており、基本的に学習面を中心とした指導になります。

 しかし、近年、保育所と幼稚園の役割は近づきつつあり、幼保一元化の検討もなされています。

保育士の給料

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 保育士を目指している人にとって、あるいは現役の保育士にとっても他の保育所の給料については気になるところです。保育所の給料については、公表されているものとして、全国福祉保育組合というところが実施した「福祉保育労働者の労働と生活の実態調査」(調査時期 平成19年5月中旬  有効回答数2,822ケース)にデーターがあります。

保育士等の正規職員
正規職員の賃金額 調査結果
10~15万円未満 6.0%
15~20万円未満 35,9%
20~25万円未満 25.6%
25~30万円未満 13.3%
30~35万円未満 10.8%
35~40万円未満 3.8%
40~45万円未満 2.4%
45~50万円未満 0.4%
50万円以上 0.1%
保育士等の勤続年数勤続
勤続年数 賃金額
10~15年未満 15~20万円未満から20~25万円未満
15~20年未満 15~20万円未満から30~35万円未満
20~30年未満 20~30万円未満から40~45万円未満
回答者の職務
職種 回答者の割合
保育士 59.4%
指導員 14.0%
ケースワーカー、寮母、寮父 4.0%
その他 22.6%
 このデーターを見ると、保育士の給料は、6割ほどの保育士が毎月15万円~25万円といった給料で働いていることがわかります。ここからは、保育士の年齢層が比較的若いことが想定されます。

 また、勤続年数によって給料の格差が大きくなることがわかります。ここからは、勤務先によっては長期間働いているにもかかわらず給料が上がらないところがあることを伺い知ることができます。

 本来であれば、勤続年数が増えることによって経験を積み、それを元に責任のある職務に従事させ、併せて給料も上がるというのが人事管理の基本です。しかし、小規模な保育所などでは、そうしたローテーションをうまく回すことは困難です。また、本来あってはならないことですが、「結婚と同時に退職する」という暗黙のルールがある私立の保育所なども多く存在します。こうしたことから、私立の保育園などでは給料が低いまま据え置かれているものと推測されます。

 一方、このデーターには含まれていませんが、公立の保育所であれば、勤続年数に応じて必ず給料は上がります。勤続30年程度の保育士であれば、諸手当込みで年収1,000万円を超えている人も珍しくありません。

 保育士を狙うのであれば、公立の保育所です。しかし、現実には、給料が年々増えることから途中退職する保育士は極めて少なく、求人や募集自体があまりないという現状にあります。また、募集があっても高い競争率となり、合格するには難しいものがあります。

保育士の登録

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保育士試験
 保育士試験は、保育士として業をなすための保育士たる資格を付与するために都道府県が実施する試験制度です。
 これまで、この試験に合格した者は、保育士として児童福祉施設等に従事できましたが、平成15年11月29日からは、改正児童福祉法の施行により、保育士と称して保育の業務を行うためには、試験に合格した上で、都道府県に保育士登録を行う必要があります。

 つまり、試験に合格して、その後、保育士として働くのであれば、都道府県に保育士登録を行う必要があるということです。保育士として働かないのであれば登録の必要はありません。

保育士の登録の手続き
 平成13年11月30日に児童福祉法の一部を改正する法律が公布され、平成15年11月29日から施行されました。この改正により保育士資格が法定化されました。この改正は、保育士資格が詐称され、その社会的信用が損なわれている実態に対処する必要があることや、地域の子育ての中核を担う専門職として保育士の重要性が高まっていることなどに対応するため、保育士資格を児童福祉施設の任用資格から名称独占資格に改め、併せて守秘義務、登録に関する規定が整備されました。

 保育士となるには、次に掲げるそれぞれの資格要件を有する者が、都道府県の備える保育士登録簿に氏名、生年月日その他厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければなりません。

(1) 厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校その他の施設を卒業した者
(2) 保育士試験に合格した者
※保育士として業務を行おうと考えている方は、業務に就く前までに保育士登録をしておく必要があります!


(保育士登録に関する問い合わせ先)
 保育士登録手続きにつきましては、登録事務処理センターへお問い合せください。
* 登録事務処理センターは、都道府県から委託を受けて保育士登録の事務を行う機関です。登録事務処理センターは、次の2つの事務を行います。

◇ 保育士登録申請書の受付及び保育士証の交付事務
◇ 保育士登録手数料の収納事務
 
 このほかに、保育士登録に必要な保育士登録申請書や手引き、手数料払込用紙の配布と保育士登録の手続きに関する案内などを行います。

都道府県知事委託登録機関 登録事務処理センター
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-1
登録案内専用電話:03-5485-3150
(肉声案内:平日9時~12時、13時~17時30分、音声案内:終日)

保育士とは

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 保育士とは、乳児から小学校就学(0歳~6歳)までの乳幼児を保育するための国家資格である保育士資格を持つ人のことです。この保育士資格というものは一度取得してしまえば、運転免許証のように更新する必要もなく、一生有効な資格です。

 平成10年の児童福祉法の改正前までは、現在の「保育士」という名称は「保母」という名称だったため、一般的には現在でも「保母さん」と呼ばれていることもあります。しかし、現在は、児童福祉法が改正されたため、「保育士」という名称に変わっています。

 また、昭和51年までは男性が保母になることはできませんでしたが、昭和52年の法改正によって男性にも保母への門戸が開かれ、現在では男性の保育士の数もかなり増えてきているきている状況にあります。

 また、保育士の資格は、乳幼児を預かる保育園だけに必要です。しかし、保育園以外でも、乳児院 児童養護施設 各種障害児施設などでは保育士を置くことを義務付けられています。このほか、児童館や学童クラブ、病院、ベビーシッターなどの職員の募集求人に際しても、保育士資格又は幼稚園教諭の免許を求められることがあります。

 この保育士というものは、年齢に関係なく続けることができるのはもちろんのこと、一般的には女性としてハンデと言われている結婚や出産といったものも保育士の経験としてプラスに評価されるので、女性にとっては魅力的な資格といえます。この保育士資格を持っていることで、就食や転職、あるいは、子育て後の再就職などにも有利なものといえます。

 医療保育士病棟保育士)とは、医療の分野(小児病棟・病児保育・病後児保育・障害児施設等・外来・その他)に従事し、病気の子どもを保育する保育士です。医療保育士は、小児病棟に入院している子供に遊びや楽しみを提供したり、子供が医療行為について理解するのを助ける役割を果たす専門的な仕事を行っています。

 医療保育士になるためには、保育士以外の資格は特に必要とされません。医療保育士は、イギリスやアメリカでは、明確に独立した国家資格として位置づけられていますが、日本では独立した資格とは位置づけられておらず、保育士資格を持った人が医療分野に従事している場合に使われている言葉です。

 医療保育士になるには、大病院の求人募集に応募する必要があります。小さな病院や個人の開業医では、小児病棟などは先ずありませんので、大病院以外の医療保育士の求人や募集は極めてまれです。こうしたことから、せっかく医療保育士になりたいと思っても、求人や募集といったもの自体が少ないのが現実です。

 しかし、現在では、医療保育士の数も増えてきており、医療保育士の資質の向上や情報交換のため、「日本医療保育学会」というものが設立されています。

 この日本医療保育学会は、全国病棟保母研究会として発足し、全国医療保育研究会を経て、平成13年6月より学会になりました。保育職を中心としてその関連領域の専門職と協力しつつ、医療保育士の社会的理解や専門性の向上、研鑽を図り、加えて疾病に罹患した小児のQOL向上をめざすことを目的とした学会です。

 具体的には、年1回の学術集会および全国研修会の開催、ブロック研修会、機関誌の発行、医療保育に関連した情報交換、ニュースレターの発行(年4回)、調査研究などが行われています。

 日本医療保育学会の趣旨に賛同し、小児の医療・保健・福祉・教育等の分野における専門職(経験者を含む、学生も可)の方で、研鑽を積んでいきたいという方であれば、特別の入会資格は必要ありません。

 

保育士の職場

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 保育士の活躍できる職場には様々なものがあります。この背景には、女性の社会進出が増え、共働き夫婦の増加に伴い、保育士のニーズは今後とも全国的に高まるものと考えられます。保育士資格があれば、保育所以外にもさまざまな場所での求人募集に応募して活躍することが可能です。

保育士と児童福祉施設


 保育士が活躍できる職場として、まず、児童福祉施設をあげることができます。児童福祉施設は、保育所の他に児童養護施設や乳児院、身体障害児施設など、全国に約1万ケ所あります。福祉の最前線で、子供たちの笑顔に囲まれながら意義もやりがいも十分な仕事につけます。

保育士と病院の病棟


 次に、保育士が活躍できる職場としては、病院の病棟での医療保育士(病棟保育士)をあげることができます。医療保育士とは、医療の分野(小児病棟・病児保育・病後児保育・障害児施設等・外来・その他)に従事し、病気の子どもを保育する保育士です。医療保育士は、小児病棟に入院している子供に遊びや楽しみを提供したり、子供が医療行為について理解するのを助ける役割を果たす専門的な仕事を行っています。

保育士とベビーシッター


 次に、保育士が活躍できる職場として、最近増加の一途をたどっているのが個人宅に出向いてのベビーシッターです。女性の社会進出や核家族化により、保育士へのニーズは増すばかりです。保育に時間帯をうまく調整できれば、個人で何軒かと契約するなど、フリーで活躍することも可能です。

保育士と施設の託児所


 次に、保育士が活躍できる職場としては、施設の託児所をあげることができます。低年齢児を持つ若いファミリーが、スキー場やデパート・イベント会場等に出かける際のポイントにしているのが託児施設のあるなしです。今後は各店とも争って託児施設を充実させると予想され、保育士の有資格者は引く手あまたです。

保育士と企業内の託児所


 次に、保育士が活躍できる職場としては、企業内の託児所をあげることができます。最近増えつつあるのが企業や病院が、子どもを持つ社員に安心して働いてもらえるよう設けた保育所です。勤務時間に合わせた延長・夜間保育システムは、共働き夫婦から保育所の開設要望が高まるばかりです。

保育士と企業内の託児所


 次に、保育士が活躍できる職場としては、家庭福祉員(保育ママ)をあげることができます。家庭福祉員は、乳幼児を保育士の自宅に預かり保育する制度で、通称「保育ママ」制度とも呼ばれています。自分の家庭で保育を行えるのがうれしいところで、家事をしながら在宅で保育を行うことができ、保育士又は看護師の資格を持つ人などが従事できます。

保育士の求人や募集

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 保育園に勤務する保育士の求人募集については、現在でも途切れることなく行われています。保育士の仕事を取り巻く社会状況としては、一生涯結婚しない人の増加や少子化の影響もあり、子供の数が減り続ける中で厳しいものがあるのも事実ですが、それよりも女性の社会進出や共働き家庭の増加によって、保育園の待機児童の解消には至らず、今もって保育士の求人や募集はたくさんなされているというのが現状です。

 ただ、市町村が設置する公立の保育園の保育士の求人や募集は相変わらず、採用試験は厳しく求人や募集人数も少ない状況です。これは、公立の保育園の保育士の求人や募集に応募して一旦採用されると、毎年給料は上がり続けるうえに、何らかの事情があればアルバイト保育士をすぐに採用することから、正規職員の保育士が産前産後休暇や育児休暇なども取りやすい環境にあることから、保育士として長く仕事を続けられる環境にあるうえに、しかも、定年まで勤めあげると数千万円もの退職金がもらえるからです。

 保育士として、このような飛び抜けた好条件の求人募集といったものは他にはなく、また、一旦、公立の保育士に採用された保育士のほとんどは、定年まで辞めあげるため、新卒採用の保育士の求人や募集といったものが、極めて少人数になっているからです。

 民間の保育園に勤務する保育士については、求人や募集は結構ありますが、これは、法的に違反ですが、暗黙の了承として結婚退職や妊娠退職といったものが現実として行われているからです。このため、民間の保育士の平均年齢はかなり若くなっています。一方、公立の保育園での保育士の平均年齢はかなりの高齢化が進んでいます。

 つまり、一言で言うと、民間の保育所では保育士の在職の回転が速いため、求人や募集が頻繁に行われていますが、公立の保育園では皆さんが定年まで勤め上げるため、求人や募集がほとんどなされていないということです。

保育士(保母)の求人募集全国情報センタータグクラウド

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